前回こきおろしたWindowsだが、まだvimにも移行していない。遊んでるノートにUbuntuでも入れようかと思いつつ、まだ何も着手していない。
嫌よ嫌よも好きのうち?
ふっと気が向いて登録したプログラミングコンテスト(以下プロコン)で選択した言語は、よりによってC#。プロコンに本気で参加するならC++行けよという話なのだが、とにかく今の手持ち書籍はC#が充実している。
プロコン用環境をVisual Studioで作ろうとしたが、標準入力を上手く流し込めない。というかコンソールアプリ開発が妙に厄介。カッとなってBash on Ubuntu on Windowsにmonoを入れ、Visual Studio CodeのシェルをBashにしてデバッグを諦めた。反省はしていない。
プロコンはともかく、だ。Microsoftの作った言語を第一選択肢にして、エディタもMicrosoft謹製、シェルもMicrosoft公式。実はMicrosoft大好きなんじゃないの?男のツンデレ誰得だ。
そもそもWindowsが嫌になっていたのは、もうちょっとサクサク動いてもいいデスクトップPCが、とにかく遅いと感じたのが発端だった。
速度についてはずっと頭に引っかかっていたのだろう、今日ネットサーフィン(死語)をしていて、ふとChromeを高速化したくなった。一番使うソフトが重いのは洒落にならない。
はい出オチ。 Chrome 32bit版を使ってました、Chrome 64bit版に入れ替えたらアホみたいに速くなりました。
遅いんじゃない、速くしようとしていない
実はFirefoxも32bit版で、こうなると一通りソフトを見直したくなる。Libre Officeは64bit版、秀丸メールは確か32bit版…64bit版の方が速度数割増しじゃん、何考えてたの俺!?
秀丸メールを入れ直してると、表示フォント設定から興味はフォントそのものに映ります。どんなフォントが入っているかを調べているとブロックされたままのフォントが出てきました。
なんですこれ、もう本格的にWindowsそのものを見直さないと駄目かも、最悪OS再インストールでしょ。
スタートアップの整理に始まり、不要ソフト削除、果てはイベントビューアで問題調査。あるわあるわ、イベントはエラーや警告で埋め尽くされている。
- iTunesを試そうとした残骸か、Bonjour Serviceはアンインストール
- ムカついたのはDbxSvc.exe。エラーを吐いてるくせに、そもそも何物かもわからない。怪しい雰囲気が漂っているからサービス停止と削除したが、実は消していいのか不明。Dropbox責任者出てこい!
- SideBySideが吐き出してるエラー、これも酷い。Visual C++再頒布可能パッケージ周辺っぽい?入れ直しても山のように出てきてるんですけど何コレ
- Hyper-Vもなんか出してる、しかも今のところ安定しないので一度削除。なぜVMWareが巻き込まれた
- DistributedCOMは概ね無視していいようだが、エラー赤アイコンが山のように出て無視とか無理ゲー
馬鹿にできない時間の力
この手の作業でおっかないのは、見よう見まね「おまじない」で無謀なことをやってしまう事。厄介なことに 「おまじない」でも通じてしまうことだろうか。
DbxSvc.exeはまさにおまじない処方だし、ちょっと前ならWindows7のネットワーク設定なども「おまじない」の典型だ。
CCleanerで検出された不整合をバサッと消すという、かつて大した疑問を持たなかったが、解析結果を読んで恐ろしくなった。
このようなレジストリクリーナーをMicrosoftは否定しているが、確かに自社ソフトの標準設定を削られたらたまらないだろう。
Microsoftが関知しないレベルの残骸が悪影響を及ぼす可能性はあるが、そのために費やす時間を考えると割に合わない。
- ソフトを64bit版に置き換え
- スタートアップの整理
- 不要ソフトの削除
- システムの吐いているエラーの解決
以上のように、基礎というか常識レベルの対策に終わったが、それでも十分だった。
むしろ、常識レベルの話でも、何が深刻なエラーかを本気で調べるのは厳しいかもしれない。
結局、そういう常識レベルの話が一番蓄積されているのは否定しても仕方がない。隣の芝生は青い。
Windows10は普通に神安定で破損も起こらないし、游ゴシックや游明朝も慣れれば普通に良フォントだし。Microsoft自身が開発者に合わせてコンソール寄りになってるわけだからなぁ…