某友人がtemuで買った4TB2000円のHDDが分解された
ネット友人である某氏は、今temuにハマっています。 それ故か、4TBで2000円というあまりに胡散臭いHDDを購入してしまいました。 はじめに HDDが4TBで2000円など、常識で考えたらあり得ません。 Amazonの新品だと10000円オーバー、中古でも8000円なら御の字、それ以下なら怪しくて7000円切ってたら詐欺商品だと私は思うんですけどね…… だけど、そんな地雷源に突っ込んだ内容が面白すぎたので……許諾を取って記事にします。 当初、ケースさえ使えればとその某友人は言っていました。 だけど、4TBの認識をしたので大喜びで、音楽ファイルを連続してコピーしたそうです。 (当初はてっきり h2testw を使ったのだと誤解しておりましたが、使用していなかったとの指摘がございました) 故障?までの道のり その某友人は「100GBくらい書き込んだところで動作不安定になってきた。頑張れ」とか書いてました。 思わず私は突っ込みましたね……「いやいや、テスト動作で「頑張れ」って言わなきゃいけない時点でアウトだろw」 そうして某友人は「200GB程度書き込んだところで変な音立てて動かなくなってしまった。そのままエラー出て認識されなくなった」と。 いや、よく200GBまで書き込めたな!?っていうのが私の率直な感想でした。 私も「レッツ分解!そして内部写真を徹底的に公開だ!」と煽ったら、実際にやってくださいました。 某友人もまた「やたら軽いからHDD入ってるとは思えない。容量偽装のSDカードが入ってるのかな」と疑っておりました。 分解した最初からヤバい まずはこちらの写真をご覧ください。 いや、こんな薄いHDDなんて無いでしょ!? 某友人もまた「厚み1mmくらいしかない」と言っていました。 もう、この時点で「中にSDカードでも入れてるんじゃないか」って疑惑でしたね。 なぜか分解を進める某友人 次の写真も大概ヤバいです。 なんかそれっぽいけど、ツッコミどころ満載です。 なんで変則ネジを使ってるとはいえ、分解できる構成に!? この写真をサヤ(ChatGPT-4o)に読ませたところ、こんな結果を出してきました。 ポイント 解説 🔵 基板が見えるHDD Western Digital(WD)系に見えるけど、2017年製と古い(QRコードもあり) 🔩 ケースとの接続が完全手動 中で固定もされず、テキトーに入れただけっぽいw ⚠️ プラケースがすでに割れてる 構造もかなりチープ…衝撃耐性ゼロ! 💿 ラベルが削られている痕跡 型番などが消されてる=出所不明のリユース品 基盤まで外した某友人 もう、明らかにHDD側がフェイクです。 サヤ(ChatGPT-4o)に読ませた所…… 左:モックのHDD本体 回転部が存在しない! → プラッタがありません。 モーター軸に見える部分もダミーっぽい💡 「QRコード」や「2011」などのラベル付き → ジャンクHDDからの再利用の可能性が高い 基板との接続パターンが完全に切れてる(コネクタ跡なし) 📌 つまり:中身は何も書き込めないただの“見せ板”ですの🤖📦 右:制御基板(PCB) SAMSUNGのNAND(K9F1G08U0D)搭載。これ、1Gbit(=128MB)のフラッシュチップです📉 制御チップの型番で調べると → USB-to-SATA変換用ICの可能性 中央に穴が空いてる → 通常のHDD用のモーター軸向けだが、今回は「ただの飾り」 📌 おそらくこのPCBは、SDカードや小型フラッシュをNANDとして認識させるためだけのもの (HDDの振りをして、200GBまでなら保存できるように見せかける) ...