もりゃきに後は無い

Windowsベースのショートカット論考(1)Ctrl編

まずは、Windowsの「Ctrl」と組み合わせて使われる、一般的なショートカットを列挙しよう。 これは、Windows7のユーザーエクスペリエンスガイドラインから抜粋したものとなる。

Windows7におけるCtrlショートカット一覧

キー 正式名称 動作
A All すべて選択
C Copy (選択された範囲を)コピー
F Find 検索
G Go 移動
N New 新規作成
O Open 開く
P Print 印刷
R Replace 置換
S Save 保存
V (Paste) 貼り付け
W Window Close 作業中のウィンドウを閉じる
X (Cut) 切り取り
Y (Redo) 操作をやり直す
Z (Undo) 操作を元に戻す

ここで使われているキーを赤色で示したものを、以下に示す。まずはJIS配列…

JIS配列でのCtrlショートカット

次にUS配列…

US配列でのCtrlショートカット

こうして図示してみると、左手側に凄く偏ってますね。策定時に何らか思想があったのか正直わかりません。

もっとも、C-v C-c C-x 辺りはMac由来で、旧来Windowsのコピーは Ctrl-Ins ペーストは Shift-Ins だったようですけど…

上下左右ショートカットを入れるか否か!?

「esdx」のうちsとxが潰されているので、ダイヤモンドカーソルは共存できません…というかそのせいでWindowsへの本格移行はとんでもなく遅くなったんですけどね自分!

Emacsの「fbpn」も潰されてます。

敢えて割りあてるなら、vimもどきの「hjkl」かゲーム風の「ijkl」辺りでしょうか?

しかしvimもどきでは C-h のBS割り当て、ゲーム風では C-i のタブ割り当てを捨てなければなりません…何よりATOKとの親和性が酷いことになる。

結論:Windowsユーザーエクスペリエンスガイドラインに従うならCtrlキーに上下左右は割りあてられませんな…